S103のボルトロス

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第5回ポケモン竜王戦挑戦者決定戦

【構築経緯】
 3匹しか構築に入れられず、出し負けした時のディスアドバンテージがヤバい事に気付きました。
 45戦する上で回避できない出し負けにより発生するディスアドバンテージを回避する方法としては以下の方法が挙げられます。

①初手に対面性能が高いポケモンを出して出し負けを減らす。

②出し負けても強力な引き先を用意する。

 今回は①に当てはまるガチグマ(アカツキ)+ミミッキュ+コライドンで挑みました。
 この3匹は練習時に同じ3匹で戦っている方も多くいて、型の匿名性が高いのも強みです。


【単体紹介】
ガチグマ(アカツキ)@とつげきチョッキ
性格:ひかえめ
特性:しんがん
技構成:ブラッドムーン/だいちのちから/ムーンフォース/しんくうは
実数値219(244)-×-141(4)-187(116)-103(140)-73(4)

 高い火力と耐久、そして先制技を兼ね備えていることから初手の殴り合いで数的不利を取り辛いです。ガチグマが裏のポケモンに倒された際に2vs2の状況になりますが、この時点で相手の目の前のポケモンに有利なポケモンから入れるのがかなりデカいです。
 一般的なチョッキガチグマはハイパーボイスが採用されていますが、今回は一撃でコライドンを倒す動きを狙うためにムーンフォースを採用しました。

ミミッキュ@おんみつマント
性格:いじっぱり
特性: ばけのかわ
技構成:じゃれつく/かげうち/トリックルーム/のろい
実数値:161(244)-156(252)-100-×-125-118(12)

 構築経緯で述べた①の攻め寄りのPTと②の受け寄りのPTにミミッキュが刺さると感じたので採用しました。①にはトリル呪いでこちらのアタッカーを通し、②には物理受けに呪いをし、フェアリーテラスじゃれつくを当てることで強く出られると予想していましたが、直前の練習をサボっていたのでそれが実現できないことに気づけませんでした。(詳細は後述します)。
 ミミッキュはみがわり+のろいで確実に1匹持っていく型も存在するため選出画面で型を当てるのが難しいという強みもあります。
 エントリー直前までメンタルハーブを持たせていましたが、ちょうはつ持ちのコライドンが減少傾向にあったためつららおとしやアイアンヘッドで怯まないようにおんみつマントを持たせました。
 ちょうはつコライドンに1度だけトリルを防がれてしまいましたが、攻撃技がニトロチャージドレインパンチだったので育ちが遅いことからこちらのコライドンでギリギリ押し勝てました。

コライドン@こだわりハチマキ
性格: ゆうかん
特性: ひひいろのこどう
技構成: げきりん/フレアドライブ/ニトロチャージ/かわらわり
実数値:207(252)-205(252)-136(4)-×-120-139
※S個体値31

 伝説同士の対面で素早さでアドバンテージを取りたかったためトリルエースとして採用しました。こだわりアイテム持ちなのでとんぼ帰りも欲しかったですが、コライドンを等倍でも一撃で倒すためのげきりん、最大指数のフレアドライブ、トリルを枯らす動きをされた際に刺さるニトロチャージは外せず、練習で壁構築+ちょうはつビルドコライドンと多く当たったためかわらわりを採用しました。
 コライドンミラーにはかなり強いですが、フェアリーテラスミライドンに技が一貫しないのが良くなかったです。
 

【反省】
 初手ガチグマコライドン対面で突っ込んで来てくれるコライドンがほとんどいなかったのと、ガチグマが普通にミライドンに押し負けてしまうため先発に置くポケモンとしては良くなかったかもしれません。
 また、ハピナスが減り、ラッキーが増加したことで呪いミミッキュの引き先に選択性が生まれてしまいました。特殊受け+物理受け+伝説の並びには物理受けの前で呪いをして裏を飛ばしてTODする予定でしたが、地割れヘイラッシャに対してTODが成立しないのもダメでした。ちなみにママンボウにも絶対勝てません。初手で出し勝ち続けるタイプの構築を作ることは恐らく不可能なので、サイクル寄りの構築で挑むべきだったかもしれません。(でもその場合グライオンに悲鳴をあげることに...)

【結果】

最高 1753
最終1702/105位

能登に最終順位の円を募金しました。
閲覧ありがとうございました。