S103のボルトロス

いろんなルールの構築記事を投稿しています。

Pokémon Scarlet and Violet Ranked Battles Season13

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明けましておめでとうございます。今回はランクバトルシーズン13で最終2001/17位を達成したので使用構築をブログにしました。

 シーズン9でも同様の構築を使用しており、多少説明を省略している部分があります。

構築の経緯

 トルネロスとシリーズ1から使い続けているイッカネズミ+サーフゴーの縦の補完を活かして中盤以降においかぜしつつアタッカーを立てられる盤面を目指します。サーフゴーと攻撃の補完が取れている霊獣ランドロスと、サーフゴーが苦手とする特殊アタッカー全般(化身ランドロス、イーユイなど)に強めな水オーガポン、そしてここまでで厳しい寿司やドドゲザンに強めな一撃ウーラオスを採用して構築が完成しました。

コンセプト

 

構築の経緯でも少し紹介しましたが、イッカネズミのフレンドガードを活かしたリソース管理と「おいかぜ」での制圧を両立しています。アタッカーだけでなく、トルネロスの耐久も底上げすることができるためおいかぜを打つターンを遅らせられます。(=おいかぜターンを無駄に消費しなくて済む)

 

個体紹介

トルネロス(けしん)

特性:いたずらごころ
性格:ずぶとい
持ち物:オボンのみ
テラス:あく
実数値:186(252)-×-124(180+)-145-110(76)-130 

※S個体値29
技:こがらしあらし / きあいだま / おいかぜ / あまごい

 

 耐久に厚く育てることで、ゴリランダー+ウーラオスに対してこがらしあらしを多く打つことができる他、あと投げからおいかぜを展開する動きの再現性が高まります。

 きあいだまを採用することで、はがねタイプでゴールドラッシュを受ける動きも気にすることなく動けました。元々入っていたちょうはつを一番打ちたいモロバレルに対しては、サーフゴーと水オーガポンを並べる選択肢を取れる盤面づくりを意識するようにしました。

 相手のにほんばれトルネロスの下からあまごいを打つために素早さを下げました。

 悪テラスタルは挑発を防ぐためではなく、グレンアルマの前でトリックルームターンを枯らすために採用しています。

 

サーフゴー

特性:おうごんのからだ
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりめがね
テラス:はがね
実数値:171(68)-×-116(4)-202(244+)-112(4)-128(188)
技:ゴールドラッシュ / シャドーボール / サイコショック / トリック

 

 

 イッカネズミのフレンドガードを考慮した耐久力とこだわりメガネ×タイプ一致テラスタルの火力により本構築のエースを担っています。

 ダメージレースを有利に進めやすいゴールドラッシュと、今季はサーフゴーが多かったのでシャドーボール、テツノカイナに確2が取れるサイコショックヌメルゴンクレセリアを妨害するためのトリックで完結しました。

 まもれないため扱いが難しいですが、優秀な耐性を活かして後ろから繰り出すことも出来ます。

 

 

オーガポン(いど)

特性:おもかげやどし
性格:いじっぱり
持ち物:いどのめん
テラス:みず
実数値:183(220)-189(252+)-105(4)-×-117(4)-134(28)
技:つたこんぼう / ウッドホーン / でんこうせっか / ニードルガード

 

 

 このゆびとまれのサポートがメインの型でなく、攻撃に重きを置いたオーガポンとなっています。テラスタルで特防が上がることと、つたこんぼうの威力が高いことから2回目のトリルを防ぐプレイを狙いやすいです。タスキやミリ耐えした相手を仕留められるようにでんこうせっかを採用しています。相手から見えていないため多くの試合を拾うことが出来ました。

 

 

ランドロス(れいじゅう)

特性:いかく
性格:いじっぱり
持ち物:おんみつマント
テラス:ほのお
実数値:193(228)-198(116+)-111(4)-×-101(4)-131(156)
技:じしん / いわなだれ / じだんだ / まもる

 

 

 テツノカイナ入りに大きく有利を取りたかったので採用しました。ランドロスがいることでテツノカイナ入りに対してサーフゴーが鋼テラスタルできるのが大きいです。以前はまけんきドドゲザン+テツノカイナがしんどかったですが、今季は後述するウーラオスを採用することでなんとかしていました。テラスタルはカミイーユイや炎オーガポンの前で動かしやすくするために炎としています。

 

ウーラオス(いちげき)

特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
持ち物:ものまねハーブ
テラス:フェアリー
実数値:207(252)-176(76+)-122(12)-×-86(44)-133(124)
技:あんこくきょうだ / ドレインパンチ / ふいうち / まもる

 

 

 補完枠。耐久が下がってしまうのを嫌いドレインパンチを採用していましたが、撃ち合い性能を底上げした方がこの構築と噛み合っている気がしたので正解だったと思います。もともとのスペックが高いので持ち物が発動しなくても活躍できます。レジドラゴが重すぎたのでテラスタイプをフェアリーにしています。

 

イッカネズミ

特性:フレンドガード
性格:わんぱく

持ち物:ゴツゴツメット
テラス:みず
実数値:181(252)-96(4)-126(196+)-×-99(28)-135(28)
技:いかりのまえば / フェイント / このゆびとまれ / まもる

 

 

 いかりのまえばによる削り、このゆびとまれでの壁役、特性での味方の補助の3つが主な仕事です。とても大事なポケモンなのでイッカネズミの体力をどこで消費するかが勝負の要と言っても過言ではありません。いかりのまえばと味方の効果力技で数的有利を狙い、おいかぜのターンを有効に使っていきたいです。

 

選出

 

追い風トルネウーラ

 

初手 イッカネズミ+サーフゴー

裏 トルネロス+オーガポン

 

初手トルネウーラ、裏パオジアンゴリランダーと入られる事が多く、その場合はこのゆびとまれ+ゴールドラッシュと動いて処理しています。今まではサーフゴーにテラスタルを切りながら動かしていましたが、後発のパオジアンの珠聖剣でサーフゴーが飛んでしまうので、先発と後発を逆に出すこともありました(イッカネズミはパオジアンと戦わせたいため)。トルネロスがおいかぜを展開する前にゴリランダーのねこだましで止められるとしんどいため、こちらの水オーガポン+トルネロスに対してゴリランダー+トルネロスと相手が並べた隙にサーフゴーを裏から出せる択を用意出来ていると強いです。誰を優先して倒すかがとても難しいです。

 にほんばれの気配を感じた時も水オーガポン+トルネロスから入ってます。

 

カイナバレルトドツキドラン

 

初手 ランドロス+サーフゴー

裏 トルネロス+イッカネズミ

 

初手はカイナランドorランドドランなので、地面技と鋼技をヒードランに集中します。パオジアンがいる時はランドロスを初手に投げたくないのでイッカサーフから入ることもあります。ランドロスを選出していない際にサーフゴーにテラスタルを使ってしまうとテツノカイナへの引き先が用意し辛いので注意です。

 

トリル系

 選出は固定ではないですが、1度目のトリルは許してターンを稼ぎつつ、2回目のトリルのタイミングでトリル要因を縛る動きを狙います。

 まもる持ち(トルネロスとサーフゴー以外)のポケモンで攻撃を守ったり、タイプの補完を活かして凌ぎます。

 リキキリンガチグマに対しては、初手テツノカイナウーラオスと入られることが多かったのでランドロス+トルネロスの一点読み選出とかしていました。

 

寿司

全力でウーラオスの前で合体させられる盤面を目指します。

 

 

 

重いポケモン

 

テツノカイナ

ランドロス出さないとやばいです。

 

パオジアン

2回殴らないといけないのに大体味方のどっちかが縛られます。

 

ドドロクツキ

サーフゴーのこだわりメガネをはたきおとすのやめてください。

 

サーフゴー

準速サーフゴーを誰も抜いていないので終わりです。

 

リキキリン

先制技が通らなくて火力もあるのでトリルを凌ぐのがとても難しいです。

 

レジドラゴ

素早さマウントを取られないように頑張ります。

 

最後に

閲覧ありがとうございました。

こちらのツールを使用させていただきました。

http://ポケモンパーティ文字起こし - ヤドンの井戸 (mega-yadoran.jp)