S103のボルトロス

いろんなルールの構築記事を投稿しています。

Pokémon Scarlet and Violet Ranked Battles Season32


【構築経緯】

 PJCSオンライン本戦で使用した構築(
PJCS2025本戦使用構築 - S103のボルトロス
)を改良しようと考えた。まず、ザマ黒馬の勝ち方が黒馬の同速に勝つ前提の動きしかないは流石に良くないと感じたので、ウルガモスを採用した。
 また、カイオーガ入りにもにも勝てなかったが、ミライドンのボルトチェンジからグラードンを出しつつウルガモスを動かすことが有効であると気付いたことと、タケルライコを外したことでトルネロスの処理方法が限られていたので黒馬バドレックスをミライドンに変更した。
 この5匹では岩オーガポン、化身ランドロスエルフーンが重かったのでこおりのつぶてを所持したパオジアンを採用した。

【個体紹介】

グラードン @ とつげきチョッキ
とくせい : ひでり
テラスタイプ: ほのお
207(252)-187-160-×-138(220)-115(36)
せいかく : いじっぱり

 地面タイプ+とつげきチョッキを所持したポケモンとしてはディンルーが挙げられるが、大きな違いな主に2つある。1つは、ガオガエンの上から地面技を打てること、2つ目は特性により水タイプにもある程度抗えることだ。特に2つめの要素は構築単位で雨パへの勝率を引き上げることに大きく貢献した。
 一方で対黒馬バドレックスへの安定度や、カタストロフィの固定ダメージ有無はディンルーに軍配が上がる。同じ晴れ禁伝であるコライドンとはテラスタルと天候の依存度で大きく差をつけている。(火力では大きく差をつけられている模様。)
 持ち物だけでなく努力値もほとんど特殊方面に振り切ることで、耐えて切り返す動きの再現性は非常に高かった。一方で断崖の剣がミライドンに耐えられたり、いかく込みでガオガエンに断崖の剣2発で倒せないなどの致命的な欠点を抱えている。(後に採用するパオジアンである程度解決した。)
 テラスタイプは、実質1.5倍弱点であるほのお技を半減するとともにヒートスタンプの威力を上げるほのおとした。ミライドンが妖テラスタル+マジカルシャインで居座ると考えられる際にも重宝した。

ミライドン @ きあいのタスキ
とくせい : ハドロンエンジン
テラスタイプ : でんき
176(4)-×-120-187(252)-135-205(252)
せいかく : おくびょう

 グラードン+ハバタクカミが場を荒らした後のスイーパーになり得る。
 きあいのタスキは先述のまもる+じならしコンボを再現できるほか、グラードンを突破して特攻の上がってしまった黒馬バドレックスを処理できたり、白馬バドレックスのブリザードランス受けても生存できたりする点が立ち回りの柔軟性に繋がった。また、ガオガエンとミライドンの交代技により天候・フィールドの維持の面で優位に立ちやすかった。
 しかし、伝説枠が2匹ともブリザードランスで弱点を突かれる点は致命的であり、選択できる一般ポケモンの幅が狭まっていると感じた。それでも、クローズドチームシートではミライドンを最も高く評価している。
 ガオガエン+ゴリランダーに対してねこだましを受けた後にきあいのタスキが復活しやすいHP4振りを施した。
 テラスタイプはでんき技の威力を底上げするでんき。テラスタルしていない状態だと火力不足を感じるシーンが多い。

ハバタクカミ @ ブーストエナジー
とくせい : こだいかっせい
テラスタイプ : ノーマル
160(236)-×-92(132)-155-155-190(140)
せいかく : おくびょう

 高い素早さから電磁波を入れることでグラードンの行動回数が増えるだけでなく、無限の勝ち筋を生み出すことができる。さらにねこだましで止まらないことと、弱点を付ける範囲が広いため覚えてないシャドーボールやこごえるかぜをケアした無駄テラスを切らせることも多かった。
 構築全体で要塞型のポケモンが重かったため、電磁波を入れて行動回数を減らしていた。
 また、S+2のドーブルの上を取っているためちょうはつでドーブルを止めた後、裏に負荷をかける動きが強かった。
 このポケモンきあいのタスキを持たせる選択肢が存在する。しかし、黒馬バドレックス+テラパゴスのような晴れを解除する並びにも対応しやすかったり、ブリザードランス+とんぼがえりでも生存できたりするブーストエナジー型にした。CSきあいのタスキ型だとじならし+ムーンフォースで相手のきあいのタスキハバタクカミを倒すことができる。
 どくガス8回で落ちて負けたことがあるため、HPの実数値は16n以外を推奨する。
 テラスタイプはアストラルビットを無効にするためのノーマル。

ガオガエン @ ルームサービス
とくせい : いかく
テラスタイプ : くさ
202(252)-183(252)-111(4)-×-110-72
せいかく: ゆうかん

 主にトリックルーム構築への切り返し、ザシアン入りに選出するために採用した。エレキシードに対してDDラリアットが有効だが、チョッキガエンを意識してはたきおとすを採用した。まもるが欲しい場面も多かった。
 特性のいかくもグラードンの物理耐久を確保するのに重宝した。テラスタイプはカイオーガやミライドンを意識したくさとなっているが、災い+晴れ+テラス補正でB振りのガチグマをワンパンすることも視野に入る。(ガチグマをガオガエンでワンパンすると何故か相手の回線が切れる。)

ウルガモス @ たべのこし
とくせい : ほのおのからだ
テラスタイプ : みず
192(252)-×-127(244)-156(4)-126(4)-121(4)
せいかく : ずぶとい

 一般的なちょうのまい型のウルガモスは、素早さを150程度まで伸ばして1舞で黒馬バドレックスの上を取れるような型になっているが、HBに振り切り、たべのこしを持たせることで白馬バドレックスや、パオジアン+ザマゼンタに安定するようにした。ザマゼンタに対しては、ボディプレスを受けるターンに「ボッ」という謎の奇声を発することでとくせいの発動率を(気持ち)上げていた。
 黒馬バドレックスに対しては、でんじはやじならしを入れてからちょうのまいをすることを狙う。
 テラスタイプは、カイオーガと白馬バドレックスに耐性をつけるみず。かみなりは避けることで対策している。

パオジアン @ とけないこおり
とくせい : わざわいのつるぎ
テラスタイプ : こおり
187(252)-170(116)-101(4)-×-94(68)-164(68)
せいかく : いじっぱり

 きあいのタスキをミライドンに回したため、いのちのたまを持たせようと考えたが、いのちのたまの場合こがらしあらしやテラクラスターなどの弱めの特殊技で簡単に倒されることが気になった。そこで、耐久振りにしてとけないこおりを持たせたところ、つららおとしを2回以上押せる展開が増えて好感触だった。
 ミライドンと一緒に裏に残して置く選出が強力で、ミライドンより先に動けるポケモンがパオジアンの先制技圏内に入ればほぼ勝ちの状況を作ることができた。
 テラスタイプはこおり技の威力を永続的に上げられるこおり。ふいうちの火力を補強したい場面は訪れなかった。

【選出例】

その1
+or

ハバカミで荒らしてミライパオで詰める。

その2
+

雨パに対する選出。突然晴らしながらほのおのまいで白馬バドレックスを倒すプランが強い。
トルネロス軸のおいかぜ構築に対しても、初手のトルネロスにミライドンを合わせることが多かった。

その3
+

スイッチトリル系に対する選出。相手のガオガエンを倒すとこちらのガオガエンが通りやすい。
基本的に白馬にはガオガエンを投げるが、ミライ+白馬+化身ランドのような並びではガオガエンが腐ることが多かったので選出を控えた。


【結果】


運が良かった。もう片方のROM(いろいろ試す用)は最終1979/25位だった。


スペシャルサンクス】

ラブライブ!TN同志のべくふぃる
ランクマ引退しかけてた時に漢の最終2位を見せてくれた風俗王アイジ



【TNの由来】

7/5(土)にLiella!のちゅーとりえらいぶに参加した。そこで初披露されたAspireという楽曲から。

https://youtu.be/eFe-qDN11wc?si=cq2mPo-qM4zHNSDq

ライブが激アツだったためシーズン32のランクバトルで戦うことを誓った。(←?)

「上昇すんだ もっと We aspire
そんなんじゃないでしょ 上を目指せ」

こんな歌詞のせいで何位になっても保存するという選択肢が取れず潜り果てた。



PJCS2025本戦使用構築


【個体紹介】

バドレックス@ きあいのタスキ
とくせい: じんばいったい
テラスタイプ:ゴースト
175-81-101-217-120-222
せいかく:おくびょう

グラードン@ とつげきチョッキ
とくせい: ひでり
とくせい: ほのお
207-187-160-108-140-113

せいかく:いじっぱり

ハバタクカミ @ ラムの実
とくせい:こだいかっせい
テラスタイプ: ノーマル
161-54-92-155-155-189
せいかく:おくびょう

ガオガエン@ ルームサービス
とくせい: いかく
テラスタイプ:くさ
198-171-110-100-126-72
せいかく:ゆうかん

タケルライコ @ たべのこし
とくせい: こだいかっせい
とくせい: フェアリー
232-79-131-187-109-95
性格:ひかえめ

アラブルタケ @ ゴツゴツメット
とくせい:こだいかっせい
テラスタイプ: どく
218-147-166-89-120-75
せいかく:わんぱく

【戦績】

ミライザマ◯
パゴスザマ◯
ザシ黒馬×
ミライザマ◯
ザマ黒馬×
ザマミライ◯
ザマ黒馬◯
黒馬コライ×
パゴス黒馬◯
ルナミライ×
黒馬コライ◯
白馬オーガ×
グラザシ◯
ザマ黒馬◯
ザシオーガ×
コライルナ×

【おわりに】
ごめんなさい

PJCS2025予選第1回使用構築

【構築経緯】

 レギュレーションGは禁止伝説を1匹使用できるルールであるが、残りの5匹は一般ポケモンである。また、一般ポケモンでも特定の禁止伝説に対して圧倒的に有利を取れるポケモンも少なくないことから、補完となる一般枠にどれだけ価値を持たせることができるかが鍵になると考えた。
 そんな中、PJCSでアルカナ選手が使用していた6匹(https://youtu.be/C-PGu3_BInY?si=wUf4ryMk1pGT9FXP)が一般ポケモンと禁止伝説のパワーを最大化することに成功しており限りなく予選抜けに近い構築だと考えた。そこで自分も一般枠から構築を考え、以下の並びに至った。(以下の並びに至った理由は割愛しますが個人的に聞いていただければお答えします。)

 その中でもスカーフイーユイ+タケルライコの並びの制圧力の高さが気に入ったが、ザシアンという禁止伝説にパワー不足を感じていた。特に、「さまざまなタイプの攻撃技があるため攻撃をテラスタルで受けられた時の対処はしやすいものの、後出しから役割を持てるわけではないため結局目の前の自分のポケモンを捨てないといけない」点が気になった。そこでタケルライコをミライドンに変更してミライドンを軸にする構築を使うことに決定した。

 WCSでもスカーフイーユイ+ミライドンを使用しており、かなり使用感がよかったためそこを軸にスタートした。
 守る貫通技と範囲技、そしてテイルアーマーにより択ゲーを極限まで排除できる構築を目指した。

【個体解説】

ミライドン @ こだわりメガネ

とくせい: ハドロンエンジン
テラスタイプ: フェアリー

175-×-123(20)-204(244)-135-186(244)


[調整]
・B:すいりゅうれんだの乱数が変わる
・C:ほぼ特化
・S:パオジアンとの同速回避

 ミライドンが他の禁止伝説の追随を許す要因として突然の地面テラスタルに止められてしまうという点がある。しかし、地面テラスタルポケモンはおいかぜやこの指止まれのサポートをするポケモンが多く、電気技で倒しても渋い展開になることが予想されるためあまり気にならなかった。AS白馬とコライドンが増加傾向にあったため最速でも良かった気がするが、控えめの火力に助けられた場面も多かった。

イーユイ @ こだわりスカーフ

とくせい: わざわいのたま
テラスタイプ: くさ

140(76)-×-100-187(252)-140-157(180)

[調整]
・D:眼鏡アストラルビット2耐え
・S:最速スカーフカイオーガ抜き

 こだわりスカーフを持つことでこくばバドレックスに対して高い圧力をかけることができる。
 ミライドンの技威力を補強して押し切るプランも強力だった。水ウーラオスやタケルライコから縛り解除する目的で草テラスとしたが、使用感は悪くなかった。ドラゴンテラバ型ならザマゼンタ入りにももう少し抗うことが出来た気がしないでもない。

トルネロス(化身) @ きあいのタスキ

とくせい : いたずらごころ
テラスタイプ: ひこう

154-×-91(84)-177(172)-100-179(252)

  • こがらしあらし
  • あまごい
  • おいかぜ
  • まもる

[調整]
・すいりゅうれんだ耐え

 エルフーンと悩んだがアタッカーがこだわりアイテム持ちばかりであり、おいかぜとテイルアーマーの両方を選出に絡めたいと感じることが多かった。しかしサポート2枚を選出するとどうしても選出のパワーが下がってしまう点が気になった。そこで、おいかぜをしながらアタッカーとしてゴリランダーやウーラオスにも大ダメージを与えられるトルネロスを採用した。炎オーガポンやウルガモスなどのこのゆび要因を採用していないためコライドンの行動を多く許してしまっていたが、あまごいを採用するスペースが生まれたことで解決した。地面弱点のミライドンに対して浮いている点もよい。

リキキリン @ エレキシード

とくせい : テイルアーマー
テラスタイプ: みず

226(244)-×-104(108)-130-121(156)-80

[調整]
・B:+1でウドハン+ブリザードランス耐え
・D:黒馬の眼鏡かふんだんご耐え

 こだわりアイテム×3のオフェンスチームを支える守備の要。構築にいるだけで先制技で止まるポケモンを強気に動かしやすくなる。ねこだましはもちろん、フェアリーテラスタルした後のミライドンがタケルライコのじんらいで縛られる場面を回避できる点が優秀であり、ミライドン構築に必須のポケモンであると言える。
 トリックルームは、カイオーガやザシアンなどの上から制圧する系統の構築に切り返したり白馬構築のトリックルームを終わらせたりできる。そもそもトリル返しや封印の可能性があるお陰で、トリル安定の場面でもトリルを貼ってこないこともあるためトルネロスしかまもるが使えないこの構築においてはとても助かる存在であった。
 白馬、カイオーガ、ザシアン、コータスの技を受けるため水テラスタルで使用した。
 ウーラオスやテツノブジンへ、モロバレルへの打点を意識してサイコキネシスを採用した。

ウーラオス(連撃)@ こだわりハチマキ

とくせい: ふかしのこぶし
テラスタイプ: どく

176(4)-182(252)-121(4)-×-86(44)-157(204)

[調整]
・D:化身ランドロスのだいちのちから耐え
・S:なんか色々抜き

 ミライドン構築に必ず来るゴリランダーに対して有利を取るためにこだわりハチマキ+とんぼがえりを採用した。性格を陽気にすることでおいかぜ+すいりゅうれんだで自信満々なハバタクカミを分からせることに成功しただけでなく、相手の襷ウーラオスや化身ランドロスの上から行動出来る点も使い勝手が良かった。ただし、ザマゼンタやテラパゴスに対して火力が不足している点が気になったため一長一短であると感じた。テラスタイプはハバタクカミ+ゴリランダー+ザマゼンタ意識のどく。

テツノイワオ @ とつげきチョッキ

とくせい: クォークチャージ
テラスタイプ: じめん

182(132)-189(252)-101(4)-×-132(28)-156(92)

[調整]
A:特化(分散テラ地震で無振りミライドンワンパン程度)
D:ミライドンのイナズマドライブ耐え
S:なんか色々抜き

 おいかぜ要因をエルフーンでなくトルネロスを選択してしまった都合上、ひかりのかべが貼れずミライドンミラーがしんどかったのでびっくり地面テラスタル+じしんを使えるポケモンを考察した結果辿り着いた。ミライドンはもちろん、ミライドンのマジカルシャインに対する炎テラスタルの回収にも大きく貢献した。とくぼうが見た目以上に高い点が素晴らしいと感じた。地面テラス+じしんはテツノカイナにも可能だが、素早さがそこそこ高い点がおいかぜ構築と噛み合っていた。
 予選はしねんのずつきで使用したが、テツノカイナに外すとかなりピンチなのでサイコカッターも候補である。しかし、ウーラオスやテツノブジンを一撃で倒せないため諸説あり。

https://pokepast.es/347ba198922082f4

【立ち回り解説】

絶対コレ!というわけではないので、あくまで一例としてピックアップする。

 基本的には相手の素早さ操作手段に対応しやすい選出(白馬入りに初手キリン、エルフーン入りに初手トルネなど)をして、素早さ操作のない構築はパワーで押し切るプランを取る。

vs白馬

先発(Lead)
後発(Back)

 ミライドン+リキキリンから入ることでトリックルームを対処しやすくなる。トリックルームを使われるターンに白馬の隣のポケモンを倒さないことと、タケルライコ交代を咎めるためにマジカルシャインで雑に削る。おいかぜ+ランドロスが見えたらトルネロスを出すこともある。

vs黒馬

先発
後発

 黒馬はイーユイとリキキリンで並べるか、おいかぜ+ミライドンで対処するプランを取る。イーユイとミライドンはどちらも大事にするが、もし両方失ってもトルネロスとリキキリンもダメージレースに参加できる。壁黒馬にはトルネロスではなくウーラオスを初手から選出する。

vsミライドン

先発
後発

 トルネロス+範囲技でエルフーンに対してテンポを取っていくいきなりテツノイワオに地面にテラスタルを切ってしまうとテツノカイナが厳しくなってしまう。初手ミライドンから入るのもあり。

vsザマゼンタ

先発
後発

 ウーラオスに毒テラスタルを使用した状態で数的振りを取らないように意識する。イーユイを出してもいいかもしれないが、高い価値を出せる盤面を作る要求が高いためリキキリンを出すことが多い。

vsコライドン

先発
後発

 あまごい+マジカルシャインでミライドンが動きやすい盤面を維持する。ミライドンが削られるとタケルライコが突破できなくなる恐れがあるので裏はリキキリンとテツノイワオを出すことが多い。

vsカイオーガ

先発
後発

 選出画面で「殴り切るカイオーガ」か「瞑想でリソース勝ちするカイオーガ」かを見極める。後者はイーユイのバークアウトで様子見をしながらミライドンを倒しに行く。後者はガエンゴリラに動きを制限されないよう先発ウーラオス+リキキリン後発ミライドントルネロスを出し、とんぼがえりからゲームメイクしていくことが多い。

vsテラパゴス

先発
後発

 ウーラオスの処理にリソースを吐かせ、ミライドンとテツノイワオで詰め切るプランを狙う。ウーラオスガオガエンやハバタクカミを優先的に狙い、テラパゴスの型を後出しで対処する。

【戦績】

26-10(1戦無効試合)

レギュレーションH 総括

【はじめに】
 終わったルールですが備忘録として簡単に書きました。WCSも終わり、おそらく予選に関係ないルールということであまりやる気があったわけではありませんでしたが気付いたらめちゃくちゃ対戦してました。怖い。

以下常体

【個体解説】
イッカネズミ @ ゴツゴツメット
とくせい: フレンドガード
テラスタイプ: みず
178-96-121-×-104-138

[調整]
臆病ブリジュラスのエレクトロビーム耐え
控えめブリジュラス抜き



サーフゴー @ こだわりメガネ
とくせい: おうごんのからだ
テラスタイプ: はがね
170-×-116-202-112-129

[調整]
最速ペリッパー+1

ヘイラッシャ @ たべのこし
とくせい: てんねん
テラスタイプ: どく
257-154-136-×-96-57

  • ウェーブタックル
  • あくび
  • みがわり
  • まもる

[調整]
ゴツゴツメット+ウェーブタックルで無振りオオニューラ撃破
最遅60属-1
ミラー意識で素早さちょい伸ばし

ガチグマ(アカツキ) @ とつげきチョッキ
とくせい: しんがん
テラスタイプ: ゴースト
188-×-140-187-116-91

[調整]
C11n
最初のシーズンにアーニャ選手が使ってたチョッキガチグマのS+1

オオニューラ @ しろいハーブ
とくせい: かるわざ
テラスタイプ: あく
166-174-103-×-101-162

[調整]
意地カイリューのスケショ5発耐え
最速イエッサン♂抜き

マスカーニャ @ きあいのタスキ
とくせい: しんりょく
テラスタイプ:ゴースト

  • はたきおとす
  • トリックフラワー
  • ふいうち
  • まもる

[調整]
火力素早さ最大

【立ち回りTips】

vsゴリラ
ヘイラッシャとガチグマの同時選出は出来るだけ避ける。
イッカサーフ+ヘイラッシャオオニューラなど。

vsコノヨ

壁コノヨ
コノヨに即トリックする。イッカネズミと、テラスを残したサーフゴーを絶対に温存する。

指+コノヨ
ゴルラで早めに指要因を倒す。ヘイラッシャのあくびとスイーパーで詰める。

vs雨ブリ
イッカネズミ+サーフゴーorガチグマから入る。
ペリブリから入られた場合はブリを前歯で削りながらペリを襷フェイント圏内に入れる。
イダイトウから入られた場合はイッカネズミで水テラ指。

vsイエアルマ
イッカサーフから入るが、コータス入りでトリルが予想される場合はイッカネズミをヘイラッシャに交代する。(イエアルマ視点指トリルがかなり安全な動きのため。)
ヘイラッシャの体力が高い状態でトリルターンをあくびまもるでやりすごす。

vsおいかぜ
イッカガチグマで相手のエースと撃ち合う。
おいかぜを使用されたターンにおいかぜ要因を倒してしまい、次のターンに高火力アタッカー2匹に両縛りされる盤面だけは絶対に防ぐ。

【戦績】
S22 最高2020くらい 最終1940/122位
S23 最高2065 最終1938/59位

閲覧ありがとうございました。

WCS2024レポート

アローラ!
少し遅くなってしまいましたがVG部門の日本代表選手としてWCSに参加したのでそのレポートを書きます。

8/14

20:15フライトなのに15:45に空港に着いてしまい、まざいさんと合流するまでSDしてました。

まざいさんと合流後、飛行機のチェックインを済ませ晩御飯を食べに行きました。「町や」という広島焼きのお店で、とても美味しかったです。
写真は美味しそうでも、来た時に「あれ?」となってしまういわゆる(?)パネルマジック(?)がある時がたまにありますが、このお店は逆で、メニューよりも実物の方がボリューミーで美味しそうでした。

羽田空港のターミナルはJAPANという感じがしますね。


そして飛行機に乗り、到着までひと眠りするかと思ったところに非常に陽気(C↓S↑)な性格のおっちゃん添乗員が現れました。ハワイの有名な飲み物を教えてくれるだけでなく、謎のお酒をプレゼントしてくれました。「When you are drinking in the hotel...and...thinking me!🤟😎」だそうです...。
あと、野郎2人なのにハワイに6日間滞在することに違和感を感じたのか、「新婚旅行?」って聞かれました。そう見えるのか...

謎のおっちゃんも去ったし今度こそひと眠りしようと思ったら、今度は機内食が出てきました。機内食ないと思ってたので本日2度目の晩御飯です...。お腹空いたら食べようと思い放置していたら陽気(C↓S↑)なおっちゃんに「早ヨ食べネ!」って言われたので頑張って食べました。とても美味しいロコモコだったので、意外にも完食することができました。ポケスリで11:59に朝飯食わせて12:00に昼飯食わせるときあるけどカビゴンもこんな気分なのだろうか。


現地時間9時ごろにハワイに到着し、まざいさんが待ち合わせをしていた2人と共にタクシーに乗せてもらい「アラモアナショッピングセンター」に行きました。時間的にはお昼時でしたが、疲労が溜まってたのとそれに伴って飛行機とタクシーで若干酔っていたこと、晩飯を2回食べたことで食欲が全くなかったのでフードコートでグァバジュースを飲んでました。1番小さいサイズを頼んだのに普通にめっちゃデカいコップで来てアメリカの洗礼を受けました。

いまいち大きさが伝わらない...

その後WCS会場である「コンベンションセンター」を下見しつつ、昼過ぎからポケモンセンターへ行く2人を見送りました。ポケモンの装飾がたくさんあったことと、世界中のポケモンオタクがそこにいたことでテンションが上がりました。

コンベンションセンターを後にして、ホテルに向かいました。会場から歩きで行ける距離で、とてもアクセスがよいです。

ホテルはこんな感じ

WCSはもちろんですが、せっかくハワイに来たのでワイキキ動物園やホノルル水族館に行ってみたいと思っていました。しかし飛行機であまり寝れず疲労が限界だったのでそのまま仮眠をとってしまいました。19時くらいに目を覚まして、パーティ登録を行い、また寝ました。ちなみに歯ブラシがホテルに無かったためコンビニまで買いに行きました。

その帰りで発見したHawaii Meltdown

ちなみに夜ご飯は毎食限界インスタント飯(非常食に水入れて食べる)です。


あと全然関係ないですが後に行きつけとなるショップのエモンガです。なんかハワイのエモンガイケメンじゃね?

8/15

2日目は朝7時くらいに起きて、ペニーズワイキキマラサダというカビゴンエナジーが盛れそうなマラサダを食べに行きました。3個、6個、9個しか注文できなかったので「2人で6個食えるやろ〜w」と注文したらアメリカンクオリティの前に敗北しました。ギリギリ食べられましたがこの日はお昼ごはんを食べてないです。

うまい

その後ウェルカムキットを受け取りの30分前から並びましたが、すでに長蛇の列ができており、結局受け取るまでに2時間くらいかかりました。ここにきてようやくWCSに出る実感が湧いてきて、ドキドキしてきました。

中身はこんな感じ

ウェルカムキットを受け取ったら一度ホテルに荷物を置きに戻り、受け取り場所であったヒルトンのホテル近辺を散策しました。ここにもポケモン 関係のイベントがたくさんやっていました。「BEAN BAG TOSS」という枕投げみたいなスポーツや、ポケモンボードゲームなどが置いてありました。他にも多数のフォトスポットやポケモンたちのダンスイベント、スタンプラリーなどが開催されており、ここだけで1日遊べるのでは!?というボリュームでした。

すぐ近くに海があったのでせっかくハワイに来たということで海に行きました。ダイヤモンドヘッドをバックに白い砂浜が広がっていました。

その後はホテルでダラダラして2日目を終えました。


これはヒルトンの自由帳サーフボードです。



8/16 day1

この日は早起きして準備をしていたら、まざいさんがナーク様御一行と電話をしていたので少しナーク様と話しました。テツノカイナのAを上げたことに疑問をもっていましたが、ナーク様もA高いカイナに賛同をしてくれて嬉しかったです。

その後は、ホテルの近くのお店で朝食を食べに行きました。順番待ちをしている時に屈強な海外ニキに「選手で出るのかい?(英語)」と話しかけられました。どうやらVGに詳しい一般通過屈強海外ニキだったようで、なんのポケモンを使うか聞かれました。英語でポケモンをやることでここの会話がスムーズにできたのは嬉しかったです。

朝ごはんはこんな感じです。ブリトーというなんかアメリカのコメディでしか聞いたことのないパンの一種を食べました。食べきれなかったので(いつもの)1つ持って帰って翌日の朝飯にしました。

ちなみに味はバクレベルのうまさ。壊れてる〜

いよいよ檜舞台ですね。開催地であるコンベンションセンターへ向かうまでに、ここまでの長い道のりを思い出し、じわっときました。膀胱の話じゃないですよ(笑)(笑)ちなみに緊張のあまりラウンド毎にトイレ並んでました。

開会式は俺たちの石原さんがご降臨なさって、開会の儀を執り行ってくださいました。途中音声が入っておらず、仕切り直したような気もしますが、開会式の途中にマッチが発表されてそれどころではなかったです。

対戦については一応記録してあるので機会があれば投稿しますがday1敗退に終わってしまいました。

全ての対戦が終わったころには18:30くらいになっていたので、そのまま家に帰り乾燥わかめごはん&水Tag TeamGXを食べました。贅沢な味です。


8/17 day2

day2は観戦をして時間を潰そうと思っていたのですが、真白ぽんさんにポケセンを誘って頂いたので、10時ごろから並びました。結局1時間半くらい並びましたがポケカのサプライなどはday3では売り切れていたので入れてよかったです。


午後はまざいさんと真白ぽんさんの3人でサイドイベントに参加しました。この3人とカリフォルニア出身のバクビジョの4人でシングルエリミネーション形式の対戦をしました。サイドイベントは順位によって貰えるポイントが変わるので、みんなで参加した方が仲間内のポイントが一定となってよかったです。ちなみにガチンコ黒バドミラーをしてしっかり負けました( ; ; )
その後2人からポイントを分けてもらいかわいい景品と交換できました👍ありがたや...

サイドイベント中にアーニャ選手が対戦をしており、お疲れ様を言いに合流しました。実は日本チャンピオンのアーニャ選手とはSV発売してすぐくらいから面識があり、day1も経過報告がてら何度か話していました。あとホテルの方向も同じだったので。TOP16すごい👏

その後はサイドイベントに参加した我々3人とアーニャ兄弟という愉快なメンバーでトップカットの対戦を観ました。ポケモンカードの準決勝とユナイトの準決勝・決勝を観ました。ポケモンカードはチリの選手が決勝に進出し、大きく盛り上がっていました。ポケモンユナイトは日本のチームが優勝し、最前のオタクが涙していました。

ユナイト決勝面白かったな〜帰るか〜と離席したら、なんと後ろにセジュンさんがいました。全然気付かなかった、、、。

夜遅かったので、帰ってアルファ化米を摂取して寝ました。

8/18 day3

9:15分からのポケセン枠をまざいさんに誘って貰ったので朝早く並びに行きました。すでに長蛇の列が複数できており、どこに並べばええねん!となりました。待ち時間はポケモンGOをしたり、ポケモンGO決勝の配信を観たりしていました。今回も1時間半くらいならんでようやく入ることができました。昨日はなかったWCSピカチュウのぬいぐるみや、ナッシーのプレマなどを奇跡的に手に入れることができてよかったです。

ただ、ポケセンの前でグリーティングしてたピカチュウが我々の3組前くらいで退散したのが泣きアニメでした。

その後は席を取るために会場へ向かいましたが、メインの席は取れなかったので、一旦会場内のお店でごはんを買って、別のメインステージから遠い席で観戦してました。アーニャ兄弟、ルミナスくん、まざいさんと同行していましたが、アーニャ選手は移動するまでにいろんな人に話しかけられていてすごいなと思いました。(てきとう)



席に座ったらちょうどポケカのジュニア決勝が始まったくらいでした。対戦の間にメインステージのいい感じの席空かないかな〜と思っていましたが、そう上手くは行きませんでした。ジュニアは日本人の子が勝ったかな?と思ったところでトップロストスイーパーで種切れ負け。とても手に汗握る試合でした。優勝おめでとう🏆

シニアは僕でも名前知ってるレベルの有名な天才ポケカキッズが決勝まで来ていました。練度が試されるサーナイトデッキですが、あまり強い動きができずにレジドラゴに破れてしまいました。それでも準優勝はすごい👏🥈

マスターは初マスターの子?が決勝まで来ていたようです。チリのフェルナンド選手と最後まで譲らない勝負の末にチリの選手が優勝しました。日本人が完全にアウェーになるレベルでチリ応援団の歓声がすごくて、(国家を歌っていた?)選手として出るのはもちろんですが、応援する楽しさも感じました。

カードもゲームも日本人が全てのカテゴリで決勝まで進出しており、とても盛り上がりました。

また、ポケカの試合中に増田さんが通りがかり、写真を撮ってもらいました!密かにかなりの増田ファンなのでとても嬉しかったです。
まっすー、愛してるよ

いよいよゲームの観戦です。カードが終わってメインステージの方が少しはけ始めたのでその隙に移動しました。アーニャさんは、決勝に残ったビッチィ選手の友人枠でインタビューされるようで、ここでお別れしました。

後ろの方に空いている席があったので途中で会ったらららさんと合流しました。ちなみにらららさんは今年の全国大会3位で、その時の初戦で私と激アツバトルを繰り広げた方です。

たまたま空いた席に座ったのですが、左に座っていた方がすごい方ばかりだったので紹介します。
右から、まざいさん、ぼく(竜王)、アーニャ弟、らららさん、セジュンさん、風流さん(JCS2012チャンプ)夫妻、じーんさん、キリンニキ、キリンニキのお友達という並びでした。WCSグッドスタッフ。ちなみに、キリンニキの前にはYoshi選手とビエラさんとアーニャさんが後に座ることになります。

記念にキリンニキとツーショットを撮ってもらいに行きました。らららさんが英語を喋れない私をキャリーしてくれるし、キリンニキのお友達がめっちゃ陽気で全員の写真も撮ってくれました。神

いよいよジュニア決勝です。日本人のTA選手とアメリカのKevin選手です。Kevin選手、EUICとNAICチャンピオンらしい。バケモン!?
試合内容について横の人たちでめちゃくちゃ議論が白熱してました。会話のレベル高過ぎて私はついていけてなかったです()。めちゃくちゃレベルの高い試合でした。マスターの試合でもここまでレベルの高い試合は少ないと思います。
ザマゼンタのボディプレス連打とトリルターンの管理が至ってましたが、Kevin選手の2戦目以降の立て直しが極まってました。いつかマスターカテゴリで戦うことになるのでしょうか、楽しみです(震)。

シニア決勝もこくばvsミライドンで一手一手が勝敗に直結する手に汗握る試合でした。流星群ナイス回避で日本人選手の優勝👏。その後Twitterで海外勢がミライドンの画像と共に「150万と優勝を逃した流星群外し」みたいなツイートをしてて少し笑いました。

そしてマスターの試合です。会場の熱気は最高潮です。日本人選手を応援したい気持ちと、ミライドンに優勝して欲しい気持ちがせめぎ合っていました。あと周りの会話のレベル高すぎ案件。しかし今回はビッチィさんとBO3したことがあったのと、理解度の高い構築とのマッチということでなんとなく盤面が理解できました。鋭いダメージ感覚と、先を見据えた素晴らしいプレイの数々に震え上がりました。特に3戦目のビッチィ選手の2ターン目のブジンをペリッパーに交代しつつ白バドがブリザードランスを使うターンです。ポケモンが倒されたり、ギリギリ残ったりして歓声が上がることもありましたが一番衝撃を受けたのはそこでした。どれだけ努力すればそこまで辿り着けるんだろう、と思ってしまいました。しかしLuca選手のミライドンを大事にするプレイがさらにその上を行っていました。とても盛り上がる試合でした🤔

最後に閉会式が始まりました。石原さんによって、新情報の数々が公開されました。会場で特に盛り上がっていたのはポケモンユナイトにコダックが登場したところでした。わかる。
他にも、ポケモンGOにモルペコ登場や、ポケカにトレーナーのポケモン登場など、驚きの情報の連続でした!あと、ゾロアークの特性が映ったタイミングも大盛り上がりでした。「うおおおおお!」

そして来年はアナハイムだそうです。

閉会式が終わった後はホテルへまっすぐ帰りました。乾燥キノコパスタに水を入れて食べたり、Twitterを見たりしていました。あとホテルのWi-Fiポケモンユナイトを少ししたのですが、回線が悪かったのですぐ辞めました。

8/19

最後の朝です。少し歩いたところに美味しいカフェがあったので最後のハワイのごはんということでそこへ行きました。別のホテルに付いているお店で、日本語を話せるスタッフもいました。そこで食べたバナナのフレンチトーストの画像がこちらです。ちなみに値段は日本で焼肉食べ放題が食べられるくらいです。
あったかくて、ふわふわで、あまくて、マジで美味しかったです。


ホテルに戻って少し余韻に浸ったら、もうタクシーで空港まで行く時間になりました。

ホテルに来てもらい、空港までタクシーで行きました。タクシーの運ちゃん(女性)がとてもフレンドリーでたくさん話しました。その方は家族でクルーズに行くのが趣味のようで、その時の動画を見せてくれました。運転中にスマホでプライベート動画を見せるってのが日本ではありえん光景で新鮮味がありました。

いよいよ帰国です。ハワイの空港は、搭乗口にも鳥がいてびっくりしました。ハワイの鳥は全体的に人間を舐めており、外で飯食ってる人の机に止まったり、近づいても全然逃げなかったりしました。

そうこうしてる間に飛行機が発つ時間となってしまいました。1人で窓際の席に座っている時に、「僕と席を入れ替わってくれるかい?君の隣の席の人は僕のガールフレンドなんだ(英語)」と話しかけられたので席を入れ替わりました。その後もその海外兄貴(彼女は日本人)とは少し話すことができました。
機内食はチキンか麻婆豆腐を選べたのでチキンを選べました。ビーフじゃなくて麻婆豆腐なのか。行きはあまり寝られずほぼ2日間稼働となってしまいましたが帰りは結構寝ることが出来ました。

こうして日本につき、私のハワイの旅は終わりました。ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

ありがたい事に去年は観客としてWCSを生で観戦できて、今年は選手としてWCSに参加できました。

横浜でWCSを見た時に、来年の今は選手としてここで立ちたい。世界最高峰の舞台で戦いたい。そう強く思いました。そこから予選を抜け、本戦で権利を勝ち取るまでに多くの困難がありました。思うような結果が出ず悩んだこともありましたし、本戦の魂の一戦を潜らんとする時の手の震え、心臓の鼓動の速さは今でも覚えています。

世界大会の権利を取ってからも、レギュGに適応できず毎日苦しいなぁと思ってました。(結局レギュGに適応できたかは分からん)

そんな時に応援してくれた皆様は大きな力になりました。ありがとうございます。
ポケモンバトルの練習に関してはもちろん、資金面で助けてくれた親戚や、お守りをくれた家族や友人、大切な人の存在はとてもありがたかったです。
また、当日知り合ったばかりなのに仲良くしてくれたとり。さん、まざいさん、ぽんさん、りおくん、そしてもちろんアーニャさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。これからも仲良くしてね!!!!😭

自分ひとりの力では世界大会の権利を手に入れることは出来ませんでしたし、もし権利を取れたとしても、行けないか、途中で野垂れ死んでるか、0-3して泣いてるか(これは正直ありえた)のどれかだったと思います。

これを読んでくれた人がいつかの大会で、強い思いを持って取り組んでくれたら嬉しいです。

WCS2024 4-4 308位

タンデムユニット&ごっつぁんプリファイ

【ポイント】

ミライドン
妖マジシャでタケルライコを倒せる程度の特攻
トルネロスよりも速い

リキキリン
シード発動でウッドハンマー+ブリザードランスを耐える程度の耐久
Sは無補正無振りでイエッサンとの素早さ関係を明確に

トルネロス
襷ウーラオスの水流連打耐え

ウーラオス
ペリッパーよりも速い
ザシアンを意識して炎テラス

イーユイ
黒バドの霊テラメガネ手助けアストラルビット耐え
地面テラバでD4ミライドン確定
ウーラオス抜き
の調整のHを1削ってSを1伸ばした

テツノカイナ
サイコノイズ+アイヘでH4ミライドン確定
Sちょい速め
ミライドン、ゴリランダーを意識して毒テラス
黒馬+ピッピを意識してけたぐりではなくアイアンヘッド採用


R1 Kazuki Ogushi🇯🇵  WLW かち

1戦目は壁を合わせてしまったがをうまく着地させマジシャでテンポとって勝ち。
2戦目は初手投げしないのを読まれてから入られてなす術なく負け。
3戦目はでうまく削って勝ち。

R2 Eric Bartlett🇺🇸 WLL まけ

を突破した後追い風で勝ち
2.3戦目はトリルプランを通すもに止められて負け

R3 Femi Jordanovic🇬🇧 WLL まけ

1戦目はをうまく弱体化させるも、2戦目はトリル下で鉢巻を通されて負け。3戦目は入りにはできないだろうと思ったトルネ+鉢巻初手をされてしまい負け。

R4 Elias Truyens🇧🇪 WLW かち

1戦目は災い鉢巻蜻蛉でを倒し、を通して勝ち。2戦目はグラスフィールド下のに詰されて負け。3戦目はチョッキを手助けテラスマジシャでワンパンしたことが大きく響いて勝ち。

R5 Sam Plassgard🇳🇴 WLW かち

1戦目はイーユイがすぐ倒されるも、トリックルームテツノカイナでビートして勝ち。2戦目は追い風ミライドンを止められず負け。3戦目は相手のエルフーンミライドンにカイナミライドンを合わせ、キリン下げ妖精テラスマジシャ1点読みでをイーユイに交代、は毒テラスアイアンヘッド方面が見事決まり、そのまま相手のを倒して勝ち。

R6 Davide Carrer🇮🇹 LWW かち

WCS2022top8の選手。おそらく世界チャンピオンのLuca選手との共有構築。
1戦目は最終的に相手のがテラス切るか否かの択に負け敗北。2戦目はR4の3戦目で決めた1点読みの動きをもう一度決めて勝ち。3戦目はの前でを動かすしかないと思い、魂の選出をしたら相手はという一方的に追い風を貼れる展開となり、そのままスノーボールで勝ち。

R7 Oliver Eskolin🇫🇮 WLL まけ

Regional Championの選手
1戦目はこがらしでを削り、鉢巻をしばける展開を作り勝ち。2戦目はで手助け蜻蛉をしようと思ったらドラムアタック根源でが落ちてしまい負け。3戦目は最後襷で耐えたのどちらに猫を撃つかの択になり、を守ったらこちらにグラスラが飛んできたが、方面に流星を外してしまい負け。

ここで敗退が決まったが思い出作りにR8へ

R8 Rafe Osborne🇨🇦 LWL まけ

1戦目は+になす術なく負け。2戦目もほぼ負けの場面でこがらしあらしでの素早さが下がり、vsワイガの不毛な争いを制して奇跡的に勝利。3戦目はを合わせ、手助け飛行テラスこがらしをするしかないと思ったが、を合わされダメージレースに敗北。
ちなみに🇨🇦はTOP16に3人残った強豪国。

1本目取られた後の回答の出し方で差をつけられたと感じた。
もっと勝てたなとも思ったし、もっと負けたなと思うので実力通りの結果だったと思う。
またこの舞台に立ちたい、そう感じたがとりあえず出れてよかった。
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PJCS2024 TOP16


限りなくメモに近いのでありえないくらい見辛いですがご容赦ください。

ウィナーズ1回戦 らららさん ×

ミライドン/トルネロス/リキキリン/ガチグマ/テツノカイナ/ウルガモス

初手ミライドン岩ポントルネロスリキキリン

初手ミライドンリキキリン裏ガチグマテツノカイナ

初手は中間択過ぎるテラスマジシャ指(日和すぎ)から入った。こちらのミライドンの方が遅いがリキキリンはトリル。次のターンリキキリンを投げたらガチグマが来たのでオーガポンを切りながらトリルを返す。おいかぜミライドンを展開したが相手のミライドンカイナを突破できず負け。

ルーザーズ1回戦 アカザさん ◯

コウベ/オーガ/アマージョ/水ウーラ/化身ランド/ヒスイヌメルゴン

初手トルネミライドン裏リキキリンウーラオス
初手化身ランドカイオーガ裏コウベウーラオス

こがらしテラスマジシャから入ったらカイオーガが草テラしてくれるしランドも動かしてくれた(突破)のでそのままスノーボールして勝ち。

ルーザーズ2回戦 Ryoさん ◯

コライドン/エルフーン/ハバカミ/イーユイ/タケルライコ/ブリジュラス

初手トルネミライドン裏岩ポンキリン
初手イーユイエルフーン裏コライカミ

初手はおいかぜの張り合い。トルネを岩ポンに下げイーユイエルフーンを突破。コライカに対してミライドン下げリキキリン出しをするも次のターン両縛り(ニトチャも許す)ピンチ展開に。と、思いきやリキキリンが急所で飛んだためトルネ出しておいかぜツタコンでカミ飛ばしてあまごいで詰めて勝利。


ルーザーズ3回戦 じぇむさん ◯


白バド/イーユイ/ガオガエン/モロバレル/ウーラオス/ペリッパー

初手ウーラキリン裏ミライドン岩ポン
初手ペリッパー白バド裏イエッサンバレル

蜻蛉イカサマでのワンキルを狙うも草テラで残られる。リキキリンは集中されて落ちてしまったがミライドンと岩ポンで殴り切って勝ち。


ルーザーズ4回戦 紫彩さん◯

黒バド/イエッサン/エルフーン/タケルライコ/ウーラオス/コジョンド

配信卓でした。
エルフーンマジカルシャインを耐えられた場合はオーガポンを守りながらリキキリンに下げ、次のターントリルしてたと思います。

ルーザーズ5回戦 ミガワリさん ×

ルナアーラ/水ウーラ/ゴリラ/コウベ/ブラッキー/イーユイ

初手ミライドンリキキリン裏ウーラオストルネロス
初手ゴリラルナアーラ裏イーユイウーラオス

夜マックルナアーラにサイコノイズを合わせるも、ウーラでスカーフ鬼火で拘ったイーユイを狙ってしまいルナアーラに詰められて負け。



軽く個体解説を書きます。

https://pokepast.es/cdf699e3bc2a9de7

ミライドン
恐らくサーフゴーに最も性能が近い禁止伝説。
おいかぜミラーではトルネを守りながら下からボルチェンしてリキキリンを出すことを考えていたため遅め(ザマゼンタを抜ける程度)。両縛りしながら場を整えられる方が良かったのでフェアリーテラスマジシャ型。

トルネロス
ゴリランダーに圧をかけるためエルフーンではなくトルネロスを採用。あまごい+ミライドンがコライドンに対して非常に有効。

オーガポン(岩)
拘り以外かつ行動保証のアタッカーが欲しかったため採用。この指で隣を動かすのはもちろん、モロバレル+白バドに対してツタこんぼうを倒せる点が偉すぎた。パオジアンがしんどめのため電光石火を採用。

イーユイ
リキキリンと並べて黒バドに圧をかける、ミライドンの火力の底上げ、バクアでの妨害など様々な仕事を担っている。中耐久の伝説を一撃で倒すため炎テラス型にしている。

リキキリン
両バドレックスに高い性能を誇る。エントリーギリギリでサイコノイズに気付いてから心内評価が爆上がりした。追い風カイオーガにトリルを決めるため水テラス。

ウーラオス(水)
素早さ勝ってるときに最大限のアドバンテージを取ることができる鉢巻ウーラオス。炎テラスタルにすることでゴリランダーやザシアンなど構築単位で苦しいポケモンに対して余裕が生まれる。





改めて応援と練習ありがとうございました。
ポケモンの神様が味方してくれたため、実力を超える結果を出すことができましたが、最後のプレイミスにより夢を掴みきることができませんでした。
世界大会は満足の行く結果が出るように精進したいと思います。